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ひとすじの糸 玉糸の祖 小淵しちの生涯

1,650円

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【※送料無料!】 富岡製糸場に負けない工場を愛知・三河に作ろうとした男と、その思いを胸に刻み、くず繭から糸を引き出すことに命をかけた女の物語。 豊田佐吉も登場。 小淵しちは、明治から大正にかけて、愛知県三河地方の製糸業の礎を築いた人である。 彼女は、一八四七年、群馬県の貧しい農家に生まれた。幼少期より、母の見よう見まねで繭から糸を引く技術をものにし、十代半ばには、すでに大人がその腕を認めるほどになっていたと言われる。しかし、結婚した相手は遊び人で、酒におぼれて暴力を振るう男だった。一女をもうけたが、夫との生活になじめず、十年後に同郷の男と駆け落ちし、三河へとやって来る。明治十二年のことであった。   当時、三河には、養蚕業はあったが、製糸業はまだ手探りの状態にあり、これを産業として定着させていきたいと願う者たちの試行錯誤があった。それは、維新後、俸禄を失った士族たちの授産事業の一つとしても大きな意味を持つものであった。当地で、二人は、仕事を再開していくことになる。最初のうちは、技術のある二人を歓迎した土地の者が、やがては、しちの育てた工女を引き抜くなどする中で、二人は励まし合い、徐々に事業を切り開いていった。しかし、その先には、二人の運命を揺るがす大きな壁が立ちはだかっていた・・・。   心にしみるセリフ、胸躍る場面展開、情景が鮮やかに浮かび上がる脚本。 五年前に上演され、満席の観客を感動させた作品。  読む演劇!

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